◎ Ausgemerzt / Eva Weissweiler / ドイツ語1940年にテオ・ステンゲルとヘルベルト・ゲーリックによってナチスのために編集されたドイツの「レキシコン・デア・ジューデン・イン・デア・ムジーク」の役割と影響について論じています。その目標は、ユダヤ人ミュージシャンを排除し、彼らの迫害と絶滅につながることでした。Pp。181-375には、「レキシコン」の初版の復刻版が含まれています。1941年から43年にかけて、他の3つの版が発行され、ヨーロッパ諸国すべてをカバーする新しいエントリが含まれています。読者はさらなる情報を提供するように求められ、初版の登場後、多くの非難者が追加の名前を報告しました。Pp。386-419には、ホロコーストで亡くなった252人のユダヤ人ミュージシャンのアルファベット順のリストが含まれています。このリストは、「レキシコン」のエントリとアウシュヴィッツのネクロロジー、「ユダヤ人の死亡記事」の比較に基づいています。さまざまな町の記念本の情報。名前が絶えず追加されているため、殺害されたミュージシャンの実際の数ははるかに多い可能性があります。◎エーファ・ヴァイスヴァイラー ◎著作家。1951年ドイツ西部のメンヒェングラトバハ生まれ。ケルン在住。ボン大学で音楽学、ドイツ文学を学び、1976年同大学で博士号を取得。著作として二編の小説、そして『オットー・クレンペラー』（明石政紀訳、みすず書房）のほか以下の人物や家族を扱った四冊の伝記がある——クラーラ・シューマン、カール・マルクスの娘トゥッシー、《マックスとモーリッツ》で知られる伝説的な風刺画家ヴィルヘルム・ブッシュ、フロイト一家。また、中世から現代にいたる女性作曲家列伝などを著すほか、ローベルトとクラーラのシューマン夫妻、あるいはファニーとフェーリクスのメンデルスゾーン姉弟のあいだで交わされた書簡の編纂もおこなっている。※主に外面（カバーや裁断面）ですがうす汚れやコスレ、小ジワなどの細かい使用感が多少はあります。紙面はいたって綺麗ですので、気持ちよくお読みいただけると思います。※テキストはすべてドイツ語です。和訳書ではありませんのでご注意ください。7／4 14800円→9800円